二〇二四年三月十日

仕事。日曜のわりに暇で、休めばよかったような気もする。お客さんがいないのでもう1人シフトに入っていた人といろいろ話す。結局上に言うか、みたいな話になったので言ったのだが、わたしの唯一、ここまで生きてきたということすら否定してくる職業ってあるんだなあ、という結果になってしまった。根本的に真面目だからゆるくなりようがないのだ。だって厳しい家庭で育ったんだから。そんなの業界に何年いてもゆるまらない。ということでいよいよ別の仕事に主軸移さないとなあ、という気持ちになってきた。まあ半年は続けようとは思うが、1年以上いるかどうかは少しわからない。人と話すのが向いていないわけではないと思う。狭い範囲のことはむしろたくさん話せる。でもこの職場で会った人を、たとえば喫茶店を開業したとして知らせることはないだろうな、と思う。接客業の自分は、ある意味自分ではない、着ぐるみみたいなものだから。